○向井国務大臣 検討する時間でございます。
○向井国務大臣 これは結局はいろいろの混乱がございましよう。それでまず第一には、ただいま開催中の地方制度審議会の審議に基きましてこれを勘案して行きたいと考えております。
○向井国務大臣 特に勤労者の税金をもつて払うといふうにおつしやるのですが、国家の財政は全体の勘定から参りまして、支払うべきものは支払い、またとるべき金はとるという見方から参りますと、ただいまおつしやる三十億の方も、いろいろの点から考慮しまして支払うべきものは支払う。税金の方もやはり税制上とるべきものはとつておるという点で、私としてはこれを結び合してどうという考慮はいたしかねる次第でございます。
○向井国務大臣 ただいま厚生大臣の言われました通り、私も社会保障ということにつきましては、極力その費用をよけいに出すように努めましたつもりでございます。従いまして今後もまたその方針で参りたいと思います。
○向井国務大臣 承知しております。
○向井国務大臣 よく研究いたします。
○向井国務大臣 節約ができましたらば出さずに済ましたいと考えております。
○向井国務大臣 私はその考えでおります。
○向井国務大臣 ただいま御指摘のような事情はごもつともと存じます。それでただいままでのところでは、実情に応じて課税の方法に手心を加えているということでございますが、その御指摘の点はよく考慮いたしたいと存じております。
○向井国務大臣 これは性質からいいまして、ごもつともな話でございますが、財政上よほど困難なものだと存じます。よく研究いたします。
○向井国務大臣 国が直接に個人に払います。
○向井国務大臣 政府委員にお答えいたさせます。
○向井国務大臣 お答えいたします。やはり世界的の物資の不足とか、及び物の活発なる動きということが日本に反映した結果一時の好況がありましたのが、それがなくなつたということが一番大きな影響だろうと思います。
○向井国務大臣 国民所得の使い方について、購買力のふえるようなやり方をするということはごもつともであります。ただいままでの国としての施設の改善とか、その他いろいろの生産的並びに不生産的なもの、どちらも購買力の増強という点に十分な力を入れられないようなやり方であると私は思うのであります。そういう点をよく考えて、今後その方向に向うべきものと存じます。
○向井国務大臣 さようでございます。
○向井国務大臣 私は事実は存じませんが、しかし、友人ないし世上のうわさではそういうことがあると聞いております。
○向井国務大臣 よく事実を取調べまして、適当な措置を講じます。
○向井国務大臣 税金のことはとくと研究いたしまして、できますことは実行いたします。
○向井国務大臣 運用について十分注意いたします。
○向井国務大臣 ただいまの点、よく了解いたしました。今後十分その辺は努力をいたします。
○向井国務大臣 主計局長にお答えいたさせます。
○向井国務大臣 私は全然そういうことは聞いておりません。
○向井国務大臣 努力してみます。
○向井国務大臣 そういう意向でやつたものでは、ございませんことを言明いたします。
○向井国務大臣 税収の方は、私は大丈夫と思います。それで自然増収というものは、今年は前のような話にはなるまい。とれもどちらかと申しますれば、信じております。しかし足りないということはない。そう思つてつくり上げたものであります。
○向井国務大臣 砂糖は今前ほどに高くないので、そのくらいの税を負担してもよかろう、そういう見込みでございます。
○向井国務大臣 御趣意に沿うように努めます。
○向井国務大臣 勧誘です。勧めるということであります。
○向井国務大臣 やるつもりでおります。